ここでご紹介しているクッキングレシピは、杜の都仙台市にある放課後等デイサービス事業所「しゃ~れ おおまち」で、クッキングスキルトレーニングとして行っているプログラムから抜粋しました。 結婚をして家族が増えて家庭を持つ。 “どんな家族関係が素敵かしら?”と想い描いた時 『家族が穏やかに食卓を囲んで「美味しいね!」って嬉しそうに笑顔が広がっている。』 そんな景色を思い描きませんか? そんな食卓を実現するお料理やお菓子のレシピ約100種類への入口です。 もしかして子どもの発達に凸凹があっても「ひとりで出来る」。 そして家族からたくさん褒めてもらえる。 だから「自己肯定感」がモリモリ育っていくクッキングレシピの数々です。 私は20年にわたって「ややこしい」子どもたちの育ちの支援をして来ました。 彼らはまた「段取り下手」だったり「不器用」でもありました。 大学で情報処理の教員をしていた私は、物事を順序だてて考えることが得意です。 もちろん元々文系の私が最初から得意だったわけではありません。 得意になれる「道筋」に気付けただけなんです。 プログラミングの基本は「アルゴリズム」。 問題を解決するための「手立てや計算方法」です。 中でも、効率よく処理をするためには「手順」すなわちアルゴリズムを考えることがとても大切なんです。 元々文科系の私ですから、最初から得意だったわけではありません。 でも、学生指導のために“どれだけわかりやすく”理解と納得を得て使いこなせるようにするか…は毎日考えていました、 するとやがて気付くんです。 “アルゴリズムって、日常生活の「段取り」を付けるのと同じかも”って。 やがて日々の暮らし。特に家事の「段取り」が得意になっていったのです。 その中でも、クッキングスキルって、まさに「段取り」だらけなのです。 その「段取り」をひとりで付けるのが難しければ、ひとりで出来るような工夫を示せば、誰でも「段取り名人」になれるのです。 そして、今は便利な調理道具がたくさんあって、大根をトントントン!と軽やかに素早く切ることが出来なくても、まるでプロの料理人が切ったように長さも幅もそろった「千六本」がたちまち出来てしまうのです。 「お料理上手」の要は「段取り」と「道具の工夫」なんです。 それに 子どもたちは「食べる」ことが本当は大好きです。 苦手な食材が多い子でも、自分でドンドンひとりで手を動かして完成したお料理を「わぁ、美味しい!。凄いね~。」って家族が褒めてくれたら… そしてパクパク食べている姿に、つい“苦手だけど食べてみようかな”なんて思ってしまいます。 お母さんたちは “えっ?!どうしたの?食べてる。” “へ~、うちの子凄~い!” って笑顔になります。 いつの間にか「ため息」にサヨナラしています。 さあ! 「ため息」からさよならしたあなたと出会う入口です。 ここでご紹介する「幸せレシピ」で完成した子どもたちのお料理を一口食べるだけで 「おいしいね!」「すごいね!」 って、たくさん褒めてニコニコしているあなたがそこに居ます。 “うちの子素敵!”って、思わず「ムギュ~」っとわが子を抱きしめているあなたが待っています。 始めてみませんか? レシピページへ